家具選びの
ワンポイントアドバイスやQ&Aなど
快適な住空間創りは
家具選びから
家具の購入は、設置する部屋を「ほぼ完成させる」ことになるといっても過言ではありません。
日本の住宅事情では、各空間に於ける家具が占める割合は非常に高く、良くも悪くも家具選びで部屋のイメージがほとんど決まってしまいます。
ご自身のライフスタイルをより充実したものにする為には、長期間使用することになる家具という重要なアイテムを「上手に選ぶ」
ということが重要なファクターとなるのです。
上手な家具選びに必要な
ポイントを
お伝えします。
その1事前準備
お店へ見に行く前に、必ずお部屋全体のサイズ・設備を調べておきましょう。間取りや間口サイズ、コンセント等の位置が明確になることにより、家具の設置場所が決まります。
時間と手間のかかる家具選びを、よりスムーズに進める為にも、重要なポイントです。
その2ベッドルーム
マットレス
睡眠の質はマットレスで大きく変わります。とても種類の多いマットレスですが、見た目はほとんど同じでも、中身の構造が大きく異なります。
どのような種類の構造があるのかを知り、まずは色々試してみましょう。
ベッドフレーム
お部屋に設置できるサイズの確認はもちろんのこと、ご自身のライフスタイルに必要なサイズは何かを考えましょう。
相手の寝返りの振動が気になるという方は、マットレスを分けることで、相手の寝返りの振動を気にせずに眠る事ができます。
また、収納が付いているタイプや、フレームの下が空いている掃除のしやすいタイプ等、どのタイプが必要か考えましょう。
その3リビングルーム
ソファ
横になる、家族で並んで座る。使い方によって、ふたりに合うソファの形は様々。
自分たちがどのように使いたいのか、部屋に設置をするソファサイズはどのくらいがベストかを考えながら選びましょう。
ボード
ボードはテレビを置くためだけではなく、リビングの収納場所としても活躍いたします。 どのような機能や収納力が必要を考えながら選びましょう。
その4ダイニングルーム
ダイニングセット
毎日座るダイニングセット。テーブルの周りのスペースに余裕がないと、歩く時に体に当たったり、お部屋全体が窮屈に感じます。
楽しい食事の時間を過ごすためにも、必要なスペースをしっかり確保することが大切です。
キッチンボード
食器やキッチン家電を収納するために必要なキッチンボード。
キッチンボード自体の設置場所のサイズの確認も大切ですが、忘れがちなのが、キッチン家電のサイズのチェックです。
せっかく間取りピッタリのキッチンボードを選んでも、購入したキッチン家電が設置できないという可能性もありますので、必ず家電のサイズを確認して、実際に置けるのかを確認しましょう。
選んだ商品が「大きすぎて部屋に入らない!」となっては
ソファーやTVボードなどの大型商品をご購入頂いた場合、搬入経路によっては、建物入り口や通路のサイズにより、玄関口への搬入ができない場合がございます。
ご購入頂いた商品が「大きすぎて部屋に入らない!」となっては、せっかくご購入頂いた苦労が水の泡となってしまいます。
「ご縁あって当店から購入して頂いた家具を長く大切に使って頂きたい!」。
そんな思いから、搬入経路をよくご確認頂きましてご購入くださいますようお願い申し上げます。
搬入経路のご確認
搬入できるかどうか分からない場合は、お部屋の間取り図などをご持参頂けますと、当日の商品選びがスムーズに進みます。
1搬入経路の全体
商品を配置するお部屋へは、どのような経路で搬入することになるでしょうか?
搬入経路の通路幅や天井の高さ等を正確に把握したうえで、シミュレーションして頂くことが重要です。
思わぬ障害物により搬入が出来ない場合や、通らないと思っていた箇所でも実際には意外とスムーズに搬入できる場合も多くありますので、まずは下の図を参考に各所の正確なサイズを測ってみてください。
※建物やお部屋の構造により、サイズのチェックが必要な箇所はこの図に示された部分以外にも存在する場合があります。
また、商品のサイズ上は搬入可能でも、実際の搬入時には作業する人のスペースが必要になりますので、少し余裕をみてご確認頂きますようお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
2エレベーター
2階以上の集合住宅にお住まいの場合には、エレベーターを利用し搬入致しますので、エレベーターの扉の幅・高さに加えて、内部の天井の高さと幅・奥行きを必ずご確認ください。
扉の高さよりも商品が大きい場合には、傾けて運ぶことになりますので、傾けた状態でエレベーターに積載できるかが重要になります。
またエレベーターの中には、担架等を運べるように奥行きが伸びるタイプもございます。奥行き等に不安がある場合には、管理会社または管理人さんに一度ご相談されることをおすすめ致します。
3階段
一戸建て等のエレベーターが無い場合やエレベーター内に入らない場合には、階段を利用して搬入します。
まずは階段幅(手すりがついている場合は手すりから内側)と天井の高さをご確認ください。
直線階段の場合
階段の幅または天井の高さが、商品の一番長い辺の長さを上回れば、基本的には搬入が可能です。
屈折階段(踊り場がある階段)の場合
踊り場の幅・奥行きと天井の高さをご確認ください。
踊り場の奥行きが商品の幅のサイズ以上、または踊り場の天井の高さが商品の一番長い辺の長さ以上あれば、基本的には搬入できます。
踊り場が狭い場合でも、階段の側面壁が無く下から上へ受け渡せる場合等には搬入が可能です。
らせん階段の場合
らせん階段は特にさまざまなパターンがあり、階段の形状と商品サイズにより搬入できる場合とできない場合があります。
搬入できるかどうか迷った場合は、お気軽にお問い合わせください。
4通路
通路の幅が、商品の一番短い辺より大きくないと搬入することが出来ません。
商品サイズより10cmほど余裕をもってのご確認をお願いいたします。
通路に曲がり角がある場合には、通路の幅に加えて、曲がり角にも充分な広さがあるかを必ずご確認ください。
また、ドアのノブや照明器具、配電盤などの出っ張りなどは障害となる事があります。通路や廊下の幅から差し引きましょう。
5玄関
玄関ドアが片開きの場合には、実際の内側の寸法をご確認ください。
また、90度しか開かないドアの場合、ドアノブや郵便受けが邪魔になる場合がありますのでご注意ください。
また、玄関前の廊下の奥行きもよくご確認ください。ドアの開く向きによっては、商品の搬入が出来なくなる場合があります。
玄関前からお部屋までの通路が直線的ではない、お部屋の中と通路では天井の高さが違う、また照明や梁があり部分的に低くなっている場合もありますので、よくご確認ください。
6窓からの搬入
上記のケース以外で商品が搬入出来ない場合、手作業等による吊り上げによって搬入が可能です。
家の前の道路や吊り上げ場所の状況等に問題がなければ、吊り上げ作業の手配が可能となります。
吊り上げ作業は、対応できない地域がございます。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。